突然変異



  突然変異とは、染色体の一部の遺伝子に宇宙線や化学物質などの影響により乱数に

基づいて変化が生じる現象を言う。遺伝的アルゴリズムでは、突然変異は多様性を保

つために必要不可欠な因子である。突然変異なしでは初期の染色体の並び替えしか探

索できないが、突然変異によって染色体の一部が変化し、解に多様性が生まれてくる。

  突然変異は、各遺伝子に確率的に発生させる場合と、染色体中の突然変異遺伝子数

を限定する方法がある.突然変異確率が高すぎると,ランダムサーチとなり,交叉が

有効に効いてこないため,正解に到達する確率が小さくなるが,小さすぎると多様性

を失い,やはり正解率は減少する.染色体中の突然変異数を限定すると,突然変異の

影響を小さくしてしかも高い突然変異確率で多様性を保つことができるが,突然変異

の遺伝子数限定を適切に選択する必要がある.


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